照明器具から「ジー・ブーン」という異音がする場合、安定器が原因である可能性が高いです。
文字通り蛍光灯を光らせるのを安定させる働きがあり、中にはコンデンサーと呼ばれる装置が磁力および振動・ノイズを抑制する役割を持ちます。
寿命は10?15年ほどと言われており、ノイズが止まらないのであれば安定器の交換もしくは照明器具自体の買い替えが解消策となることが多いです。
コロコロといった異音が照明器具から鳴る場合、原因は蛍光管内部の水銀です。
水銀の蒸気を使って、アーク放電という現象を引き起こし蛍光灯が点灯しています。
主に新品の蛍光灯から鳴りやすく、中で固定されている水銀が運搬中の衝撃で外れたりして異音が鳴るという訳です。
動作に影響はなく、使用していくうちに水銀が蒸発して音も次第に消えるため特に対策は必要ありません。
器具から「カンカン・ピー」という音が鳴る場合バイメタルによるものか、安定器・グローランプの故障が原因です。
内部の回路に使用されているバイメタルは、放電して熱を発しています。
中で熱によってバイメタルが一度曲がってしまい、冷えて来ると元の状態に戻るのですがその際にカンという音が鳴ります。
動作はいたって正常なものであり、気にする必要はありません。
もう一方の安定器もしくはグローランプの故障の場合、修理・交換が必要です。